結成5年未満のアイドルグループが参加し、多くのアイドルファンの熱狂とともに大盛況だったTIFアイドル総選挙2022。
惜しくも#ババババンビに優勝の座を奪われたものの、2位という好成績を残したアイドルグループ『ナナランド』も魅力あふれるアイドルグループですよね。
そんなナナランドは、過去とメンバーを大幅に変えて活動しているらしく、デビュー当初と比較してどれくらい変わっているのか気になる人も少なくないはず…
本記事では、本記事ではTIFアイドル総選挙2022で第2位だったアイドルグループ『ナナランド』を紹介しつつ、メンバーの変革や各メンバーが持つ7つの属性の意味にも触れていきます。
- ナナランドのwiki風プロフィール
- ナナランドの過去と現在のメンバーを比較!
- ナナンランドの過去と現在の方向性を比較
- ナナランドの現在のメンバーを軽く紹介!
- 7つの属性が意味するもの
- ナナランドのまとめ
ナナランドのwiki風プロフィール
アイドルグループ『ナナランド』のwiki風プロフィールはこちらです!
グループ名:ナナランド
結成日:2017年12月2日
メジャーデビュー:2018年9月5日
現メンバー:大場はるかさん、峰島こまきさん、西嶋菜々子さん、竹内月音さん、三好麗奈さん、瀬戸みなみさん、百瀬ひよりさん
元メンバー:小泉留菜さん、牧野あやみさん、高倉藍夏さん、武井梨緒さん、笹原琴音さん、安藤ゆきねさん、小日向麻衣さん、雪村花鈴さん
所属事務所:コレットプロモーション
所属レーベル: 日本コロムビア(2018年9月5日~)
デビューシングル:満月に遠吠え/理由
アイドル戦国時代といわれる近年のアイドル事情は、解散して消滅してしまったアイドルグループも多数存在する中、新たに結成され徐々に知名度を上げている人気グループも多数ひしめいていますよね。
先日、当ブログでご紹介したアイドルグループ『#ババババンビ』も、結成2年ちょっとで今年のTIFアイドル総選挙で優勝していますし、次々と新しいアイドルグループが世間を震撼させている光景を目の当たりにして、筆者も衝撃が止まりません。
さて、そんな目まぐるしい動きが見られる近年のアイドル戦国時代の中で、メンバーを入れ替えながらも活動し続けていた実力派アイドルグループが7人組アイドルグループの『ナナランド』。
メジャーデビューは2018年9月5日ですが、結成そのものは2017年12月にしているので、その期間も合わせると活動期間は約5年ということになりますね。
基本コンセプトは、7人の魔法使いとのことで、各メンバーに属性が与えられているのが特徴的…
気になる属性は、
- 自然(緑)、担当:大場はるかさん
- 水(青)、担当:峰島こまきさん
- 星(黄色)、担当:西嶋菜々子さん
- 炎(赤)、担当:竹内月音さん
- 太陽(オレンジ)、担当:瀬戸みなみさん
- 風(紫)、担当:三好麗奈さん
- 愛(ピンク):百瀬ひよりさん
の7つ。
自然と風、炎と太陽がそれぞれ区別されているところもかなりユニークですよね。
実際にナナランドの楽曲を聴いてみても、ソロパートも多く、メンバーそれぞれの見せ場をしっかり用意しているところも斬新。
それぞれの属性がどのようにナナランドとか関わっているのか、筆者の考察を交えながら、後ほどざっくり紹介していきますが、少なくとも独特のカラーを持っていることに違いありません。
ぜひその属性(個性)を上手く融合させ、他にない一つのアイドルグループとしての魅力を多くのファンに届けてほしいと期待しています。
ナナランドの過去と現在のメンバーを比較!
過去に当ブログでもアイドルグループ『ナナランド』のメンバーについてはご紹介させていただきましたが、当時と現在では一部メンバーも入れ替わっています。
では、改めて過去のメンバー(デビュー当初)も振り返りながら、現在との比較をしてみましょう。
2017年に結成した頃のナナランドのメンバーは
- 大場はるかさん
- 小日向麻衣さん
- 峰島こまきさん
- 雪村花鈴さん
- 高倉藍夏さん
- 小泉留菜さん
- 牧野あやみさん
の7名で活動していました。
しかし、月日が流れ、大場はるかさん、峰島こまきさんの二人以外のメンバーがグループを卒業し、
- 武井梨緒さん
- 安藤ゆきねさん
- 笹原琴音さん
が加入するも卒業…
現在は、大場はるかさん、峰島こまきさんという初期メンの二人に
- 西嶋菜々子さん
- 竹内月音さん
- 瀬戸みなみさん
- 三好麗奈さん
- 百瀬ひよりさん
の5名を加えた7人組として活動を続けています。
活動期間からの5年弱の中でメンバーの入れ替わりはかなりありましたが、それでも日々進化し実力をつけてきたことは明白…
そのことがファンに高く支持されたからこそ、TIFアイドル総選挙2022で2位にランキングされたのでしょうね。
今回、勢いのある『#ババババンビ』に総選挙1位の座を明け渡してしまいましたが、今後も他のアイドルグループと切磋琢磨しながら大きく成長し、ファンに高く愛される国民的アイドルグループとして活躍していってほしいものですね。
ナナンランドの過去と現在の方向性を比較
アイドルグループの中には乃木坂46のように清純派アイドルグループという明確なビジョンを貫くグループもあれば、欅坂46(現在の櫻坂46)のように、孤高のアイドルグループから王道アイドルグループへと変化したアイドルグループもあります。
では、ナナランドの場合は、デビュー当初と現在で、グループとしてのコンセプト・方向性にどのような違いがあるのでしょうか?
そこで、筆者自身、デビュー当初と現在のナナランドを比較してみたのですが、先程もご紹介しましたが、個人的には7人の魔法使いというコンセプトが指し示す通り、7人それぞれの個性を発揮できるようなアイドルグループとして活動している印象を受けます。
その典型例として挙げられるのがデビュー曲でもある『満月に遠吠え』のパート割。
なんと、この楽曲ではどんなに短くとも7人全員にソロパートが用意され、しっかり見せ場が作られています。
こんなこと平手友梨奈さんが所属していた頃の欅坂46では考えられない話ですが、そこは、コンセプトが指し示す『7人の魔法使い』を象徴とした形態と言われたら納得できますよね。
先日、当ブログでもご紹介したアイドルグループ『#ババババンビ』にも言えることですが、メンバー全員が主人公という意識の強いアイドルグループで、その点においては、『#ババババンビ』以上に『ももクロ』に毛色が近いアイドルグループと言えるでしょう。
極端にはっちゃけているわけではありませんし、モー娘。のような歌やパフォーマンス一本で魅せるというわけでもありません。
どちらかというとMCトークや全体の魅せ方でファンを引き付けていくバラエティ寄りなアイドルグループではないかと、特にデビュー当初のナナランドを見て感じました。
それでは、現在はどうなのかと言われると、基本的には変わりありません。
あくまで筆者の印象ではありますが、少し大人っぽい印象が追加されたという印象がうかがえます。
もちろん、印象なんて人それぞれ異なるので一概に断定はできませんが、少なくとも、それぞれのメンバーが光り輝くように個々を大切にするアイドルグループであることに変わりはないでしょう。
ぜひ、近い将来『ももクロ』を超えるような偉大なアイドルグループとしてナナランドが光り輝き続けることを期待しています。
ナナランドの現在のメンバーを軽く紹介!
さて、アイドルグループ・ナナランドのメンバーは、『7人の魔法使い』という基本コンセプトは変わりありませんが、結成から約5年の間にメンバーの入れ替わりが大幅に行われています。
では、改めて、初期メンバーの大場はるかさん、峰島こまきさんを含めたナナランドの現メンバーを軽くご紹介していきます。
大場はるか(自然(緑)担当)は完璧主義者
出典:https://laurier.excite.co.jp/
イメージカラー緑(自然)を担当する大場はるかさんはナナランドのリーダーとしてグループを牽引する一方、教育番組へ出演したり、CM・映画などに出演するなどタレント・女優としても活躍するマルチアイドル。
それでいて、彼氏がほしいなんて甘い考えを持つならアイドル辞めちまえと吐き捨てるほど、アイドルに対する情熱を誰よりも持っている完璧主義者なアイドルです。
それ故に、なぜ彼女のイメージカラーが自然を象徴する緑なのか実に謎であり、筆者としては赤(炎)が最もふさわしいのではと思うのですが、それも一つの面白さというやつでしょうか。
まぁ、客観的に自然(緑)の属性を与えられている理由としてリーダーとしてどっしり構えてみんなを包み込んでほしいという願いも込められているのかもしれませんね。
ぜひ、アイドルにかける情熱全開でグループ全体を牽引し、より多くのファンから支持されるアイドルとして活躍してほしいですね。
峰島こまき(水(青)担当)は変幻自在なアイドル
女性は化粧(メイク)一つでいろんな姿に化けられると、映画『化粧師 KEWAISHI』の中のシーンで描かれていたような、ふとそんな印象を抱かせる…
そんな変幻自在を可能としたナナランドのメンバーが水(青)担当の峰島こまきさん。
彼女の魅力は、演出力の高さ(魅せ方の上手さ)にあると筆者は考えています。
一部の情報サイトではキレキレのダンスが魅力と評価もされていますが、個人的にそこまでキレキレであるとはお世辞にも言い難いし、歌も決してうまいとは言えません。
しかし、苦手な部分も含め全てにおいてより高みを目指して研究する姿勢や、全力投球する姿勢が彼女に演出力をもたらし、多くのファンを一気に魅了するパワーへと変換!
キレキレのパフォーマンスも誰よりも全力投球しているからこそ映し出されるものであり、何をすべきか熟知しているからこそ、変幻自在にどんな姿にも魂を入れて演じられるのでしょう。
一部のファンは、峰島こまきさんは水属性としながらも黒魔術を使ってファンを魅了しているとか、炎担当がふさわしいとか言っていますが、筆者は、何にも染まる水こそ、子供から大人の女性まで変幻自在に化けられる彼女に最もふさわしい属性と思いますよ。
こういう物言いをすると差別的に聞こえるかもしれませんが、やはり化粧でどのような姿にも化けられるのは柔軟な女性ならではの特質だと思います。
女性独特の柔軟さに加え、誰にも負けない貪欲で探究する力を持つ峰島こまきさんは、ナナランドのエンターティナーというべきでしょうね。
西嶋菜々子(星(黄色)担当)は、ひまわりが似合うポジティブアイドル
出典:https://mobile.twitter.com/
西嶋菜々子さんは、加入時期を大きく区分すると第3期に当たる時期に加入した途中加入のメンバーの一人。
現在も所属する途中加入メンバーの中では古参メンバーではあるものの、グループを牽引するリーダータイプというよりは、ポジティブに何事にも前向きで明るい笑顔で周囲を照らすムードメイカータイプといった方がしっくり来ますね。
まさに、向日葵のように元気にぐんぐん天に向かって突き進む姿を象徴としたポジティブアイドルであり、まさに天高く映し出される星を彩る黄色担当が適任です。
ぜひ、西嶋菜々子さんならではの明るい笑顔で多のメンバーはもちろんのこと多くのファンを元気にしていってほしいなと、彼女の活躍に期待しています。
竹内月音(炎(赤)担当)は、期待値高いポテンシャルガール
竹内月音さんは、百瀬ひよりさんが加入するまでの間、最年少メンバーとしてナナランドで活動し、何かとポテンシャルの高いメンバーとして注目されています。
かつてはガールズバンドに所属したこともあるなど、若いながらも多彩な経験を持ち、ナナランドのセンター候補の一角でもあるんだとか…
ただ、センターといっても実質みんなが主役のアイドルグループなので、絶対的エースなのかと言われたらそれもまた違うと思いますが、色々経験しポテンシャルが高いと期待されていることは非常に大きな戦力と見られていることに違いありません。
ぜひ、その大きなポテンシャルを活かしてトップアイドルへと大きく飛躍していってほしいところですね。
瀬戸みなみ(太陽(オレンジ)担当)はまばゆいアイドルオタク
太陽(オレンジ)担当の瀬戸みなみさんは、パワフルかつ明るい笑顔が魅力的なメンバー。
それでいて坂道系グループ(特に元乃木坂46西野七瀬さん推し)の大ファンらしく、彼女たちに憧れてアイドルを目指したというエピソードも…
清純派を売りにしている乃木坂とはタイプが違うかもしれませんが、個性際立つタイプなので、アイドルグループ『ナナランド』には欠かすことのできないタイプのメンバーと言えるでしょう。
そういえば、リーダー・大場はるかさんも『目が離せない』と瀬戸みなみさんの半端ない成長力に注目しているそうですよ。
ぜひ、アイドルファンならではの視点でファンに寄り添っいながら、太陽のように大きく光り輝けるアイドルへと成長していってほしいですね。
三好麗奈(風(紫)担当)は癒しの声が魅力的!
正直なところ、筆者は三好麗奈さんの魅力を調べるまで、『なぜ彼女が紫担当なのか?』、『そもそも風=紫って何?』と、違和感しかありませんでした。
しかし、紫という色合いのことや三好麗奈さんの魅力を掘り下げて調べてみるとある一つの答えが見え納得できたのです。
その答えとは、彼女の魅力が癒される声にあり紫が癒しのカラーであったという点。
私自身色の専門家というわけではないので詳しい説明は割愛しますが、実は、『情熱の赤』と『鎮静の青』が混ざりあった紫という色には互いの良いとこ取りによるバランスの回復や精神の癒しの効果があるらしいのです。
もちろんそれは一つの説に過ぎないかもしれませんが、意外にも癒しの効果があるとは驚きですよね。
そして、歌に一番の自信を持つ三好麗奈さんも、ナナランドのメンバーの中で声を変幻自在に操りバランスを整えることのできるメンバー。
ときに可愛く、時に格好良くと先程お話した『情熱の赤』・『鎮静の青』が混ざりあった紫そのもののような、全体を整え癒す大きな役割を持った彼女の歌声がナナランドに欠かせない魅力として映し出されます。
確かに、三好麗奈さんが歌姫と呼ばれる方たちと比較して歌がうまいかと言われたらそこまで上手いとは言えないでしょう。
しかし、ファンを魅了し癒すことを可能とする三好麗奈さんの歌声は、歌姫が奏でる歌の上手さ以上に一人のアイドルとして多大な魅力をファンに提供してくれているようにさえ感じさせるのです。
ぜひ、ナナランドという枠をも超えた音楽会のナイチンゲールとして、多くのファンをその声で癒し感動させるアイドルへと成長していってほしいですね。
百瀬ひより(愛(ピンク)担当)は誰からも愛される最年少メンバー
誰からも愛されるというと、少し語弊を招くかもしれませんが、ファンとナナランドをより密接につなげる今年加入したばかりの最年少メンバー・百瀬ひよりさんは、多くのファンとメンバーから愛され可愛がられています。
近年、コロナ禍の影響などもありLIVEが開催延期(または中止)になったり外出そのものが難しくなったりもしていましたよね。
最近はだいぶ緩和もなったものの、それでも、メンバーやスタッフで感染し陽性になってしまったりすると、最悪中止になってしまうことも…
そういった背景もあって一部のファンはナナランドと疎遠になってしまい、気まずさからか会いに行けなくなるというケースも出てきているようです。
しかし、妹系キャラとして誰からも愛されるような可愛らしさを持つ百瀬ひよりさんが、疎遠になりつつあるファンとナナランドを結びつけてくれている…
筆者個人の感想といえばそれまでなんですが、Twitterやファンのブログなどを見ながらふと感じさせられるのです。
もしかしたらいろんな意味合いの愛が彼女の中にあるからこそ、かわいいという意味合いも込めてピンク(愛)担当となっているのかなという気も…
まぁ、歌やダンスなどはこれからではありますが、芸能には何一つ染まっていなかった百瀬ひよりさんが、得意なドラムやバトミントンのスキルも活かしながら、ナナランドのメンバーとして大成していってくれることを願っています。
突出はなくとも各役割を担う個性豊かなメンバーたち
以上、ざっくりではありますが、ナナランドの各メンバーの特色を簡単にご紹介しました。
各メンバーの詳しい紹介に関しては、また機会があれば別途記事にしてみたいとは思いますが、今回はキリがないのでこの辺でご容赦ください。
とはいいつつも、コレだけは言っておきたいことがあります。
ナナランドのメンバーは、『#ババババンビ』のような突出した個性というよりは、それぞれが役割を担う違う個性の集合体と言ったほうが納得できるかもしれません。
まさに、7人の魔法使いのコンセプト通りのアイドルグループなのです。
ぜひ、水(青)、自然(緑)、星(黄色)、炎(赤)、太陽(オレンジ)、風(紫)、愛(ピンク)とそれぞれのカラーを醸し出しながら、一つのチームとして融合しファンに感動を与えるアイドルグループとして飛躍していってほしいですね。
7つの属性が意味するもの
最後に、ナナランドのコンセプトにある『7つの魔法使い』に与えられたそれぞれの属性が何を意味していたのか、筆者なりの考察を軽くまとめておきたいと思います。
ナナランドのコンセプトにある『7人の魔法使い』がそれぞれ担当した属性は、
- 自然(緑):頼もしさ・牽引力・リーダー力
- 水(青):変化
- 星(黄色):元気さ・ポジティブ力
- 炎(赤):情熱・エース的存在
- 太陽(オレンジ):ファン目線で寄り添える世界を照らす存在
- 風(紫):声を響かせファンを癒す存在
- 愛(ピンク):可愛らしい妹系・愛されつつファンとグループを結びつける存在
の7つで、それぞれちゃんと役割があるように筆者は感じました。
極端に突出し尖ったメンバーもおらず、それぞれが主役としながらもちゃんと役割を果たし、ナナランドというアイドルグループを形成できているところは、一つの魅力です。
ぜひ、主人公でありながらも役割をシッカリ担える7人の魔法使いとしてのナナランドを、今後ますます大きなアイドルグループへと進化させていってほしいと期待している次第です。
ナナランドのまとめ
今回は、ナナランドというアイドルグループはどういうグループなのか、過去と現在の違いも交えながらご紹介いたしました。
約5年の活動期間ながらもメンバーも大幅に入れ替わり、かなり様変わりしているかと思いきや、尖ったメンバーはおらず、それぞれが与えられた属性通りにファンを魅了し、ナナランドというグループを形成しています。
各メンバーが主人公でありながら一つのチームとしてまとまるアイドルグループ『ナナランド』はファンの期待に答えてくれる様々な魅力を融合させたアイドルグループなので、ぜひ、将来、もっと大きなグループへと進化しファンを楽しませてほしいと期待しています。