ハロープロジェクト

モーニング娘。’20の見どころ!伝統と新時代のココがすごい!

モーニング娘。はテレビ東京系「ASAYAN」でのオーディション企画、「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」に落選した5人が、インディーズのCDシングル「愛の種」を5日間で5万枚売り切ることを条件にメジャーデビューを果たしました。

 

「モーニング娘」のグループ名の由来は「いろいろついてくる、盛り沢山、おトク感、親しみやすい」を表したものです。
喫茶店の「モーニング」セットがヒントになったそうで、「娘」をつけることで世界に1つの名前になるのでは?
と考えたそうです。
「。」の表記はMCのナインティナインの矢部浩之氏のアドリブから。
番組スタッフに「どうします?」と聞いてきたので「ええんちゃう?みんなの責任分散ってことで」という「軽いノリ」で決まったそうです。

 

モーニング娘。も23年目に突入し、新たな色や形に変えていく「現代のアイドルグループの形」として定着してきました。
そんな「モーニング娘。」の過去、そして現在を紐解いてみましょう。

 

モーニング娘。の特徴

出典:モーニング娘。’20 プロフィール

1997年9月に結成、1998年1月28日シングル『モーニングコーヒー』でメジャーデビューし、7thシングル『LOVEマシーン』で初のミリオンを記録しました。
その後、女性グループが持つ数々の記録を更新し続けます。
「モーニング娘。」はシャ乱Qとは全く違う方法、作風、楽曲と「つんく♂自身が体現できない、つんく♂の分身的存在」です。

 


これまで発表したのはメジャーシングル68枚、オリジナルアルバム15枚。
紅白歌合戦出場10回出場、レコード大賞受賞。
最新曲は68thシングル「KOKORO&KARADA/LOVEペディア/人間関係No way way」です。

 

デビュー後、度重なる追加オーディションが行われました。
オリジナルメンバー5人に続け!といわんばかりに…結成から23年目にしてその回数は16回にのぼります。

 


エース格の安倍なつみや後藤真希などの存在もあり、一大ブームを巻き起こし、「アイドル志望に憧れる存在」になったモーニング娘。
その襷は現在も引き継がれています。
近年では(既に卒業していますが)9期鞘師を目標に掲げる人が多いです。
オーディション落選者の中には他グループのアイドルで活躍する人(元含む)、女優、モデル、タレント、そしてハロプロ研修生(元ハロプロエッグ)になりデビューを目指している人がいます。

 

モーニング娘。の最も大きな特徴は「メンバーが加入・卒業あるいは脱退を繰り返している」ことです。
この方式は後のアイドルグループの礎になったのではないでしょうか?
卒業と加入を繰り返し進化していく。
丸22年で41名が在籍しています。
これまで卒業・脱退したメンバーは30名。
現在は9期2名を筆頭に、10期2名、11期1名、12期3名、13期2名、14期1名、15期3名の14名で活動しています。(2020年2月現在)

 

モーニング娘。というと「ハロー!プロジェクトの大所帯」グループのイメージがあります。
最も少ない時期は5人(1度目は結成時、2度目は亀井、ジュンジュン、リンリンが卒業してから9期加入まで)で、最大が16人(6期加入から保田卒業まで)です。
年齢差は結成時で約12歳差、最大は15歳差(4期加入から中澤卒業まで)、最小は約5歳差(矢口脱退から7期加入前まで)です。
2019年6月22日(15期メンバー加入時)時点での平均年齢は18.36歳です。

 

オーディション脱落後に「ハロプロ研修生」へ加入する者が多く、層も厚くなってきています。
そこでスキルを磨き昇格してくるパターンが多のですが、必ずしも「モーニング娘。」に加入できるとは限りません。
別のグループへ加入することになったり、新規グループのメンバーに抜擢されることもあります。
現状のモーニング娘。のスキルが高いため、「そのレベルに達していない」、「イメージに合わない」、「別のグループで活躍させたい」など理由は様々です。

 

モーニング娘。は14期メンバーの段階で既に熟していました。
12期オーディション以降一般応募者からの合格者がおらず、ハロプロ研修生からの昇格だったため新鮮味に欠けていること、高レベルを保ち続けていることで面白みにも欠けている部分がありました。
そこで2019年に開催された15期オーディション。
数年振りに一般応募者が加入したことで「新たな時代」を切り拓くことになりそうです。

「つんく♂プロデュース」時代から現在

モーニング娘。は「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」から始まったプロジェクトです。
小室哲哉氏の自身の音楽活動の傍ら、プロデューサー活動に携わっている姿に憧れがあったそうです。
「やれるかやれないか分からないものの、やったらやれそうだという」根拠のない自信により開催されたオーディション。
合格者は平家みちよ1名でした。(現芸名:みちよ)

 

つんく♂ほど音楽を知らず、「凄く歌うことが好き」な不合格者の5人。
元々全員「ソロボーカリスト志望」でした。
当初は1~2人をチョイスしてソロデビューさせるつもりで、番組内で安倍や飯田をソロパートで競わせたり、中澤にフォークロックを歌わせたりしていました。
そうやって競わせていくうちに、「この5人は面白いな」という流れになり、「ASAYAN」やマネージャーから「グループ名をつけないか?」という話がきたそうですが、当時シャ乱Qの活動が忙しく、2足の草鞋を履くことに躊躇し、楽曲が降ってくるだろうか?など色々悩み二つ返事はできずにいました。

 

創世記

マネージャーの熱意もあり、プロデュースを引き受けることに。
特に評価の高かった「安倍を中心に考えていくから」との意向でした。
かつてシャ乱Qを売ってもらった恩返しとして、新しいことを始めようという気迫を感じ引き受けることにしましたそうです。
つんく♂自身も音楽に携わる人間として何か新しいキッカケになるのでは?という心理が働きました。
これが「モーニング娘。」の始まりです。

 

しかし5人は「仲良く」とは無縁で、お互いが「ライバル」です。
世間的には安倍なつみを中心とした「モーニング娘。」というイメージが強かったですが、つんく♂は5人平等に接するように心がけたといいます。
そこに追加メンバー(2期)メンバーが加入しました。
保田の歌、矢口の声質・音の立ち上がりと個性が出てきて頭角を現してくると初期メンバーに危機感が生まれ、ピリピリしましたが良い刺激になったようです。
つんく♂の中でモーニング娘。は「美学としてカッコ良く早期に解散」させる予定でした。
一度1位を極めるとあとは「下」しかないためです。
紅白出場決定、次回ツアー決定、次回シングル・アルバム…と世間は「勝ち逃げさせない!」といわんばかりでした。
「辞め時」を失い、その後のランキングを保つことに苦慮したそうです。
そんな時、学業優先を理由にボーカルスキルメンバーである福田が卒業してしまいました。

出典:モーニング娘。「セカンドモーニング」

 

黄金期

加入・卒業があり、それぞれがキャラ立ちしてきました。
デビュー曲『モーニングコーヒー』こそ可愛い路線でしたが、その後は大人・色っぽい路線に転向。
それまで上向き調子でしたが、6thシングル『ふるさと』で惨敗します。
そこで3期オーディションが行われ、1万人以上の書類に目を通している途中、後藤を見つけた瞬間アドレナリンが出て、まだ残りの人数も結構あったようですが「もう他はええな」という気持ちになったそうです。
それが世間的に大当たり!
後藤真希の存在感、シャ乱Qとはカラーの違う『LOVEマシーン』という楽曲がモーニング娘。の「転機」となります。
『LOVEマシーン』の編曲家にダンス☆マンが加わり曲調、ダンス…そして後藤の存在がモーニング娘。自体のイメージが変えたのではないでしょうか。
「モーニング娘。のマザーシップ」と呼ばれていた安倍があっという間に後藤に取って代わられ後藤が中心になります。
後藤が持っている尖っている感じが格好良い、「私もこのグループに入ってみたい」と応募してくる人も少なくなかったようです。

人気が上り調子だった波に乗って4期メンバーが加入。
当時小学生だった辻・加護の存在もあり、対象年齢が低年齢層にも広がり、より身近な存在となります。
毎日何かしらの手段でモーニング娘。の存在を見聞きするようになっていました。
グループ活動に留まらず、グループ内・外ユニットも出てきます。
楽曲もメンバーも世間から見て「明るい」、「元気」、「楽しそう」、「マネしたい」というイメージがつきました。
その時期が黄金期です。
後藤の露出で安倍や矢口が引っ込んだり、4期メンバーが加入したところで後藤にも休息が取れるようになりました。
ソロの松浦もいたため、役割分担されていたと思います。

出典:モーニング娘。「NO.5」

 

プラチナ期

まだ「黄金期」だった5期の加入後から人気に陰りがみえてきます。
4期メンバーが華やかだった分、5期メンバーは地味なイメージが強かったためです。
その頃トップを走っていた3期後藤の卒業が決まり、これまでのモーニング娘。の色が弱まっていきました。
「飽き」もあったのだと思います。
女性アイドルの寿命も(単体だと)約3年だと言われています。
同時期に他のアイドルグループが台頭してきていたため、「飽きられた」モーニング娘。は沈んでいきます。
5期メンバーオーディションからは事務局のようなものが関知するようになり、「あの子がいい、この子がいい」と他意を入れるものになり、これまでのオーディションとは違うものとなりました。
そして6期メンバーが加入します。
特に田中に関しては5期オーディションで募集年齢規定から外れていたものの最終審査まで進出していた実力派メンバーで後藤に匹敵する輝き(歌唱力)を持っていたといいます。
歌もダンスもよくないのに気になる道重、逆にぐいぐい伸びる亀井。
先にソロとしてデビューしていた藤本も6期メンバーとして加入させました。
そしてモーニング娘。の顔であり、マザーシップであった安倍が卒業しました。
辞めにくくなる前に卒業を促したようです。
後藤のほうが先に卒業していましたが、グループに残留させるより早くソロにしたいという気持ちがあり、個性を伸ばしてあげたい、枠にはめたくないという意識があったため、居心地がよくなる前に卒業させたそうです。

安倍の卒業で「また違うモーニング娘。」を作ろうというキッカケになりました。
プラチナ期前の「停滞期」辺りは立て続けにメンバーのスキャンダルがによる脱退が続き、「モーニング娘。はもう終わり」などと囁かれるようになりました。
ですが、コンサートは開催されてますし、ついてきているファンもいます。
人気があるのか、人気がないのか分からないけど続けられたようです。
結果「会いに行けるアイドル」AKB48(当時)に抜け出していかれたことで逆に「ビジネス」としてはやりやすくなったそうです。

後にプラチナ期のメンバーになる5期、6期(5期、6期は途中で卒業したメンバーがいるため名前割愛)を中心とし、7期久住、8期光井、そして留学生としてジュンジュン、リンリンが加入し、パフォーマンスをがっつりとやるグループとなりました。
モーニング娘。は常に「変化、進化」を求めていました。
「アイドル暗黒時代」と呼ばれた時代、モーニング娘。は個々を磨くようになります。
「プラチナ期」の楽曲は大人っぽく「悲壮」溢れる楽曲ところが多いように思いますが、つんく♂のイメージではなく事務所のオーダーだったそうです。

この頃からCDの売り方も変わってきました。
何形態も発売し、握手券やトレーディングカードや写真などがつき、「CDはおまけ」といわんばかり。
「売り上げ枚数」とは名ばかりで分母が分からないものとなり、「CDの売り上げ=人気」とはいえない時代となったのです。
皮肉なことにCDの売り上げがある人=人気があるとしメディアに露出させるもの。
モーニング娘。は時代に取り残され、不利な状況になります。

そんなCD不況の中、モーニング娘。はコンサートやレッスンで歌唱力・パフォーマンス力を磨きました。
この間、モーニング娘。得意の「オーディション」は行わず、高橋と田中がセンターとなり、他のメンバーもバキバキとスキルを伸ばしていきました。
そのレベルの高さは知る人ぞ知るものとなり加入・卒業がないまま数年経過し、亀井、ジュンジュン、リンリンの卒業でプラチナ期は終焉を迎えます。
加入当初こそ目立たなかったものの新垣も欠かせない存在となっていました。
『LOVEマシーン』のようなメガヒット曲はありませんが、その評判は本人たちの知らない所でジワジワと広がっており、アルバムの名前にちなみ「プラチナ期」と呼ばれるようになり、「伝説」と化しています。

出典:モーニング娘。「プラチナ9DISCO」

 

新世紀

そして現在のメンバー達が続々と加入してきました。
「モーニング娘。」お得意の新陳代謝の始まりです。
リーダーは引き続き高橋、そして新垣へ移り、6期道重に託されました。
そこから一気に快進撃が始まります。
新体制は6期田中と9期鞘師をセンターに置き(後に田中は卒業)、鞘師のライバルとして10期石田、そして歌姫として11期小田の布陣となります。
もちろん他のメンバーも負けていません。
2013年の『Help me!!』から『時空を超え 宇宙を超え/password is θ』で5作連続のオリコン1位を獲得。
モーニング娘。のイメージチェンジをはかり、グループの再起に一役かった道重はレジェンドとなり、約11年と10ヶ月と歴代最長記録の在籍記録を残し、横浜アリーナで卒業を迎えました。

9期加入以降は女性ファンも増え、これまで中年男性が多かったコンサート会場の雰囲気も変わりました。
グループの平均年齢も若返り、彼女たちに合わせ楽曲の「悲壮さ」は一新されます。
「プラチナ期」に培われた歌唱力・パフォーマンスが最低の土台とされ=モーニング娘。に求められる平均値が上がったことになります。
「即戦力」を求められるようになったため、オーディションで落選し、レッスンを積んだハロプロ研修生(元ハロプロエッグ)が昇格するパターンが多くなります。

道重卒業後、リーダーとしては最年少の譜久村にバトンタッチされました。
現在歴代最長リーダー記録を更新中です。
譜久村率いるモーニング娘。は「愛」に満ち溢れています。

出典:モーニング娘。’17 ⑮ Thank you, too

 

オーディションは年々選考基準が高くなってきてはいます。
でも自分の可能性は、どこで、どんなきっかけで花開くかわかりません。
常に「時代」、「流行り」、「在籍メンバーの特徴」を見据え、カタチを変えながら常に「進化」
をし続けてきました。
モーニング娘。「これ!」という完成形はないのです。
今後も「変化・進化」を続けていきます。

 

グループとして大きな変化があったのは2014年。
つんく♂の発案によりグループ名の後ろに、西暦の年号を入れて表記するようになりました。
(それに伴い2020年は1月1日よりグループ名の表記が「モーニング娘。’20(もーにんぐむすめ とぅーぜろ)」に改名。)
その理由は、この先グループが20年、30年と存続させていくにあたり「〇〇〇〇」という曲がいつの楽曲か、「〇〇〇〇さんって、いつの時代のモーニング娘。だった?」という素朴な疑問が即座に分かりやすくするため、「年」を表記することとしました。

 

つんく♂が全面プロデュースしていたハロー!プロジェクトですが、2014年頃に離れました。
理由は自身が大病を患ったこと、そして自身と事務所が求める「モーニング娘。」の形に相違がでたこと。
後者が圧倒的理由のようです。
現在は楽曲提供者の1人になり、13期メンバー以降オーディションには関与していません。

ハロプロ楽曲で引き継がれる「つんく♂歌唱」

初期メンバー素直に「楽譜通り」に「音程を取って」歌っていたように思います。
つんく♂自身が選考基準として大切にしていたのは、「調和」、「バランス」、「突きぬけた歌唱力」、「リズム感」、「びっくりするような天才」、「可愛さやキャラクターが乗っかかり歌やリズムを補うか」(辻、紺野、道重辺りでしょうか)…最終的には「個性」としています。

特に「リズム」を重視しており、作曲した楽曲は16ビートが基本になります。
これは演歌でいうところの「2拍子」、基本的なJポップスでは「8拍子」、その8拍子の倍である16ビートという非常に稀なテンポなのです。
歌姫の小田(ハロー!プロジェクト内の歌唱力投票2位)ですら加入当初「16ビートが取れていない」と言われ、何年も苦労し、取れるようになってやる!と努力したそうです。

「不足」メンバーはつんく♂より指導を受けるようになりました。
その指導を受けたのは9期、10期、11期…とやはりつんく♂が肩入れしていた時期のメンバーになっています。
それは「地獄の16ビートレッスン」(リズムを身体で覚える)とも呼ばれ、そのまま家に帰れ!と言われた位でした。
これは歌の練習ではなく、「リズムを取るため」の練習です。
それにより身についたのが「つんく♂歌唱」です。

 

既に解散している元℃-uteの鈴木愛理(現在はソロ)も叩き込まれて16ビートになりそう(?)ですと語っていました。
ハロー!プロジェクトコンサートのゲネプロ(つんく♂立ち合い)が終わり、ダメ出しが終わった後にモーニング娘。の楽曲「青空が続くような未来であれ」の16ビート部分を延々と練習させられたそうです。

つんく♂楽曲で「16ビート」がいかに重要な存在かということです。

出典:つんく♂オフィシャルブログ「つん♂ブロ芸能コース」

 

「シャ乱Qのつんく♂」独特の歌唱クセがあり、それがモーニング娘。をはじめ、その後デビューしていくハロー!プロジェクトメンバーに広がるようになりました。
どの子の歌を聴いても「つんく♂のコピーではないか?」と疑問を呈した人も少なくありません…。

 

しかし音楽には「センス」があり、つんく♂の指導を受けずとも元々「音楽」を理解しており、自身の歌唱力でいくメンバーも複数います。
(過去曲を歌うにあたりつんく♂楽曲で必要なリズムは叩き込まれます)
巻き舌、がなり(太い声)、フェイク、シャウトなどのテクニックを持ち合わせている人も少なくありません。
つんく♂が指導しても最後まで得ることができないままのメンバーもいました。

 

独特の歌唱法

元々歌唱力が高いのですが、つんく♂歌唱法を影響を強く受けているのは6期田中でしょうか?(モーニング娘。での場合)
小田もつんく♂をリスペクトしているのでその傾向にあります。
その後のメンバーにも歌唱法は継承されています。

「語尾を最後上ずって、あげる歌唱法。」
「一個一個音を切る」
この2つが大きいです。

レコーディングするにあたり、つんく♂が楽曲イメージの「仮歌」を入れて渡しますが、スローテンポな楽曲でも16ビートを理解した上で、「理想とする歌唱法」を得ていないとそのまま表現するのがなかなか難しいのです。
自己流で乗り切るメンバーもいますが、ボイストレーニングで矯正(?)を受けたことで「影響」を受けてしまうメンバーが多々いたのです。
「量産系つんく♂」といったら言葉が悪いでしょうか…。

 

歌唱法は独自で身に着けていた5期の高橋、新垣あたりから変わってきたような気がします。
(しかし、6期の田中や道重には染みついている)
2014年、つんく♂が総合プロデューサーから離れ、声帯摘出をしたため直接歌唱指導を受けることができなくなりました。

 

パソコン上で歌ってほしい「イメージ」を伝えることはできますがかつてのように「歌唱法」を伝えることができません。
年月も経ち、譜久村など現メンバーにも多少「つんく♂歌唱」は残っていますが、昔に比べると「変わったかな?」という印象はあります。

 

かつてコーラスはつんく♂が入っていたことが多かったですが、現在は小田や佐藤が担当することが多いようです。

独特の言い回し

「い」は「うぃ」
歌詞に「い」が出てくれば「うぃ」に変換されて歌われます。

「いくぜ!」は「うぃくぜ〜うぃ!」
「いくぜ!」なんかはほとんど「うぃくぜ〜うぃ!」になっています。

1音目の母音の前には「ん」を入れる
パートの1音目が「あ」なら「んあ」になります。
これはつんく♂が直々にハロプロメンバーに指導していました。
1音目の母音はついつい突っ込みがちになるので、「ん」を入れるぐらいがちょうど良いそうです。

「あ」は「わ」
「愛の軍団」が「わいのぐんだん」(に聞こえる)

などでしょうか…

歌詞も独特

「私」→「うちら」
元々つんく♂楽曲に多く使用されたフレーズですが、その他の作詞家にも受け継がれています。

「米がうまい」
やたら強調します。

デリバリピザをMかLで悩む
日常の些細な悩みはつんく♂の得意分野。
作詞をするにあたり、つんく♂の歌詞を改めて見返した田中は「こんな普通なことを歌詞にしていいのか?」と悩んだそうですが、それが「つんく♂ワールド」なのです。

寝不足は寝るしかない
些細な悩み、言われると当たり前系もつんく♂の十八番。
些細な悩みこそが人間の常。
変に飾らず「ありのままの言葉」で表現してきます。

 

ごく一部を挙げてみました。
「ザ・ピース」の「選挙の日って ウチじゃなぜか投票行って 外食するんだ」という歌詞も、投票に行く親についていってそのまま外食した…というあたりからきているのではないでしょうか。(憶測です)
その他にも独特の表現がありますが、変に気取らず独特の言い回しで「日々のこと」を「当たり前」のように綴るのがつんく♂の歌詞だと思います。

体力オバケ!?モーニング娘。’20のパフォーマンス

モーニング娘。’19(当時)は8月10日に日本最大級のロックフェス「ROCK IN JAPAN FES.2019」にて、キャパ6万人と言われる最大のGRASS STAGEで圧巻のパフォーマンスを披露しました。

出典:rockinon.com

 

2年連続2回目の出演となり、2018年の「LAKE STAGE」から2019年は「GRASS STAGE」まで昇り詰めました。
MCをほとんど挟まず、40分近くに渡る激しいダンスと生歌。
その歌唱姿は「お化け」と呼ばれる程
パワーに溢れています。

 

定例で行われる春と秋のグループ単独コンサートツアーも翌日の移動距離次第では1日2公演になる事があります。(昼公演、夜公演)
それが土・日・祝と数か月間と長期間に渡ります。
通常のセットリストに加え、日替わり曲も加わることもあり、その種類が何種類にも及ぶことも。
歴が短いメンバーほど覚えなければならない楽曲・振り付けが多く、人数の増減(急病のメンバーなども)があれば歌割・立ち位置も変わるので覚えることが非常に多いです。
早着替え、メンバーの入れ替わり、導線なども頭に入れておく必要があります。

 

それに加え、ハロー!プロジェクトのコンサート(新春、ひなフェス、カウントダウン)と準備・本番とほぼ休みがありません。
時間があれば単発でライブハウスでのコンサート(握手つき)やディナーショー、海外コンサートもこなします。

出典:まんたんWEB

 

TVなどメディアへの露出が少ないせいか、「モーニング娘。ってまだ解散してなかったの?」という言葉をよく聞きますが、むしろ近年はより精力的に活動しています。

 

そのようなスケジュールとなると中~高校生メンバーの学業との両立が危ういのでは?と思われます。
事務所はその点を汲むことが多く、大学など進学のためのグループ卒業や留学(在籍したまま留学、または卒業)を認めています。

 

現・在籍メンバーのほとんどが高校まで進学をしているようです。
成績表の提出を求められるという噂を聞きますが、ダンスやボイストレーニングなどのレッスンや書き物などファンには見えない仕事も多く、学業に時間を割くのは厳しいように思います。
過去には高校へ進学をしなかったメンバー、中退したメンバーもいます。
アイドルと学業の両立は大変そうですね。

ここを見て!新生モーニング娘。のまとめ

現在のモーニング娘。’20のメンバーは14人です。
各種メディアを展開しています!
公式ブログ(9期、10・11期、12期、13・14期、15期)
オフィシャルTwitter(ブログ更新や告知などスタッフさんが更新しています)
公式youtube(PVを中心にオリジナル番組「ハロステ」、「アプガミ」を始め「OMAKE」など気軽に触れることもできます)
公式Instagram(全員、譜久村、石田、野中、牧野)
公式Facebook
公式LINE LIVE
ハロ!プロモバイル(有料)
メディア露出はこれらに加え「GYAO!」などWeb媒体」が多いです。
地域が限られるラジオ、BS-テレ東、スカパー!、U-NEXTなど有料放送などに限られてしまい、シングル発売などがない限り「露出」が少ないため「人気がないのでは?」という誤解に繋がっています。
かつてテレビ東京でハロー!プロジェクト全体のレギュラー放送を持っていましたが終了してしまいました。

 

「初期」、「黄金期」、「プラチナ期」、「現在」と22年の時を越えても楽曲やパフォーマンスなどを通じて「モーニング娘。の魂」は受け継がれています。
楽曲(オリコン集計)では各種記録を達成しています。

 

誰かが「卒業」していくのをキッカケに残されたメンバーは「意識改革」していきます。
いかに自分の歌割を増やすか、センターに立てるか、それぞれの立ち位置を意識するようになるからです。

 

現在グループの中心になっているのは9期~11期。
コンサートの流れに関して理解しているのは10期石田、11期小田は「こうしたほうがいいのでは?」と提案することが多く、みんなで考え、リーダー譜久村が「じゃあ、こうしよう」とまとめています。
10期佐藤は「こうしたい!」と自分の考えを発信しています。
12期~14期は中間管理職になり、まだ経験の浅い15期を引っ張っていきます。

 

現メンバーを知るにあたり手っ取り早い楽曲は『LOVEペディア』のPVでしょう!

この楽曲は2019年に加入したばかりの15期メンバーが初参加。
先輩たちが伝えていきたい11種類の「様々な愛の形」を「自己紹介」形式で紹介しています。
楽曲のノリが良く、「モーニング娘。新規さん」にオススメです!

 

トリプルA面の1曲である『人間関係No way way』は『LOVEペディア』とメロディーが同じ楽曲ですが、歌詞、アレンジ、ダンス、歌のパート割りが異なるモーニング娘。史上初の企画に挑戦しています。
「格好いいモーニング娘。」を知るにはこちらの楽曲も注目です。
同時収録の『KOKORO&KARADA』は別の格好良さがあります。
「新生モーニング娘。」の姿を是非チェックしてみてくださいね。

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