STU48は2017年3月31日に“瀬戸内海を主とした船上劇場”を大きなテーマとして掲げて発足した生まれた国内6番目のグループです!
陸上の劇場を持たない48グループは初で注目を集めています。
活動の中心となるSTU48号の外装や内装の完成度も気になりますし、母港や実際にどんな航路を使用するのかも気になるところですよね。
今回はついに完成したSTU48号について見て行こうと思います!
STU48号の情報について

出典:日刊スポーツ
STU48号の情報はこちらです!
名前:STU48号(旧名 ニューいぜな → みかさ)
竣工日時:1998年7月
建造会社:山中造船(愛媛県)
改装会社:ジャパン マリンユナイテッド因島工場(広島県)
全長:77.8m
全幅:幅12.5m
今年の4月16日に公演初日を迎えたSTU48号ですが、当初の2017年に完成予定から遅れに遅れてしまいましたが、大きな理由は既存船を劇場船に改装する難しさと2018年夏の西日本豪雨が影響していました。
船上劇場を作った経緯は運営に瀬戸内沿岸7県の広域観光を推進する官民組織「せとうちDMO」が関わっていたからでした。
具体的な出資元は「株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション」です。
つまり、方針として「瀬戸内海の観光振興」が条件になっており、7つの県に劇場を作る訳にも行かず、グループ名の”SeToUchi48″のコンセプト的にも船を使った地域活性化が最適と判断したのだと思います。
意外にも船の名前は2018年5月に一般公募をしていて、ファンやメンバーを含めて約2000通の応募があったそうです(名前の重複含む)
厳選した24候補からSHOWROOMの投票機能を使って決定していました!

出典:SHOWROOM
1位はSTU48号(9.8%)で2位がせとまる(9.5%)と接戦でした!
船の全長は77.8mで収容人数は300名となっていますが、300名に乗員やSTU48スタッフを含めると観客人数は270人程度かもしれません。
改装費や船の購入費についての金額は発表されていませんでした。
STU48号の外装はどんな感じ?
次に完成したSTU48号の外装について見て行きます。
船外装は白と青を基調としたSTU48カラーを使用していて、とても爽やかな印象を与えてくれるデザインに仕上がっていました。

白と青のボーダー柄が爽やかですが、名前や広島の文字も目立ちますね!

出典:インターネット掲示板 5ch
客船と言えば側面に階段が設置されるイメージですが、元々は車両も搭載するフェリーだったので後部から乗船する仕組みになっています。
STU48号の内装も気になる!
次はSTU48号の内装について見て行こうと思います。
元々は離島間航路で使われていた船で、生活に即した車両や物資を運ぶのが主な目的だったので大規模な改装工事をしていました。

船内にはメンバーの写真パネルも飾ってありました!

客席やステージも想像していたよりは広い印象を受けました。
観客席後方はメディアブースでライブ中継用のカメラもありました。
STU48号の母港や航路は?
船と言えば拠点となる母港や航路も気になりますよね。
母港は事務所がある広島市(広島港)となっており、デビュー公演も開催した広島港が主な拠点として想定されています。
今後の予定として岡山県(宇野港)と香川県(高松港)がすでに決定しており、山口県や兵庫県などの他の地域も条件が合い次第告知されるそうです。
ただし、お客を乗せて海を航行する事はせずに港で停泊したままです。
STU48号のチケット代や入手方法は?
次に公演チケット(乗船券)について見て行こうと思います。
現在のSTU48船上公演のチケット代金は「全席指定 5,600円(税込)」となっていて、性別や年齢での価格差はありませんでした。
チケットの購入方法は有料のモバイル会員に向けて先行発売されますが、座席数が陸上の劇場に比べて少ない事もあって完売率が高いそうです。
AKBグループチケットセンターを利用しての購入は出来ないので要注意です。
他のAKBグループは大人の男性が3,000円前後で、女性割や学割があるのに比べると場合によっては倍以上の料金になります。
また、船内で販売されている水が500円だったことも話題になっていました。

出典:インターネット掲示板 5ch
瀬戸内で北アルプスの水・・うーん、なかなかシビアですね。
STU48号のまとめ
今回は今年の春にようやく完成したSTU48号について見てきました!
既存の船を改造して使う事で新造よりも経費を押えましたが、大規模な内装工事が必要となって完成までかなり延期をしてしまいました。
外装はSTU48カラーの白と青を基調としたさわやかなデザインが海とマッチしていますし、港に停泊していても絵になると思いました。
活動の拠点や母港は広島なので他の年からのアクセスも問題ありませんでした。
しかし、工事費用や維持費の関係もあってかチケット料金が少し高めで、熱心なSTU48ファン以外には少しハードルが高いかなと思いました。
今後の販売状況によっては改定される事があるかもしれません。
ようやく完成したステージで躍動するメンバーに注目しましょう!