先日、AKB48の冠番組となる『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』が放送開始となりました。
基本はテレビ東京1局(関東ローカル)での放送となりますが、動画配信サービスParaviでも配信されるそうなので、他の地域のファンも番組を楽しめるのは嬉しいところ…
さて、番組初回放送では、58thシングルとなるAKB48の選抜メンバーも発表されています。
そこで、本記事では、初回放送の内容はもちろんのこと、新曲タイトル・選抜メンバーの紹介や、筆者が考察する今のAKB48にかけているものも併せてご紹介していきます。
AKB48新番組初回放送のwiki風概要紹介

AKB48の親番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』初回放送のwiki風概要紹介はこちらです!
番組タイトル:『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』
放送日時:2021年7月6日(火)深夜1時35分放送スタート
放送局:テレビ東京(番組放送終了後動画配信サービスParaviでも配信)
出演者:AKB48
主な内容:AKB48の歴史振り返り、新曲選抜メンバー紹介など
いよいよ崖っぷちに追い詰められたAKB48の逆襲が始まったといった感じでしょうか…
これまで、崖っぷちと言いながらも安定してシングルをリリースしてきたはずのAKB48が、この1年半という間にシングルをリリースすることなく、その間にも完全に人気を乃木坂46や櫻坂46、日向坂46に奪われたという印象が拭えません。
だからこそ、新番組に『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』というタイトルをつけたのだと思いますが、その想いは単純なものではありません。
柏木由紀さんも語っていますが、ファンもそうじゃない方もメンバーや周りの方たちも、誰もが納得できる新曲となるように頑張らなければならず、かなりこの状況を一変させるのはかなり難しいです。
その中で、彼女たちは、なんとか状況を変えていこうと必死にもがき続けています。
このままでは終焉を迎えてしまうかもしれないと危機感をつのらせているのは間違いないと思うだけに、今回の新番組で一度失った自信を取り戻し、AKB48の原点とも言うべきガムシャラさを復活させてほしい。
そして、ついに幕開けとなった新番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』も好評となっていくことを願っている次第です。
『乃木坂に、越されました…』初回放送はプロローグ
出典:http://akb48taimuzu.livedoor.biz/
MCにひろゆき氏を迎え、体当たりで挑むAKB48の新番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』。
なんとも辛辣な番組タイトルに、冒頭で、冠番組が持てたことを喜ぶ奇っ怪なAKB48メンバーの姿とナレーションが入ったことにも衝撃を受けましたが、この全く先行きが見えない番組も初回は特に目立った動きは見られず…
主なところは、AKB48発足時から今までの歴史を振り返ってきたといったような、言わばプロローグ(序章)的な内容でしたね。
告知であった新曲の選抜メンバー発表は番組ラストで一部選抜メンバーのコメント付きで紹介。
筆者個人の見解としては選抜総選挙のように、一人ずつ発表されてコメント付きで紹介されていくのかと思いましたので、少し残念な気もしますが、そもそもまだ番組として始まったばかりですし、初回はこんなものでしょう。
これから徐々に生まれ変わっていくというか進化していくAKB48の姿が見られると思いますので、本格始動していく次回放送以降を楽しみにしたいものですね。
AKB48が失った必要不可欠な2大要素
出典:https://soramimiescargot.com/
これは番組内でも語られたことではあるのですが、前々から筆者自身も今のAKB48が失くしてはいけない2つの要素を失ってしまったと感じていました。
一つは、会いに行けるアイドルという要素。
特に近年のコロナ情勢の中では、握手会イベントも開催できていませんよね。
チーム4メンバーで前作となる57thシングル『失恋、ありがとう』でセンターを務めた山内瑞葵さんも涙流して、『ファンとふれあえず何をしていいかわからなくなっていた』と語っていたほど状況としては深刻。
正直、『会いに行けるアイドル』というAKB48の基本コンセプトであり大きな武器を阻害されることとなるわけで、メンバーとしては苦しい限りですよね。
それでも、もっと新曲を出すとか、個別に番組出演するなどアピールしていくとか、露出を増やしてファンにアピールしていくことはできたはず…
いつの間にか自信を見失い何していいかわからなくなっていくほど心が疲弊していく姿を見せてしまうのは、それだけ状況が深刻なんだろうと思えてなりません。
そしてもう一つが、AKB48の根幹とも言うべき『ガムシャラさ』です。
かつて、80年代を賑わせたアイドルたちは、
- 松田聖子さん
- 中森明菜さん
など、アイドルとしてのスター性やカリスマ性を兼ね備えた素質の高い面々ばかりでした。
出典:https://yularihappysmile.com/
言い方が悪くなりますが、アイドルとして光り輝きながらも初々しさはどこか見当たらない…
それは、安心感や心地よさは受けられるけど、ハラハラドキドキ感は少なく一つのアーテイストといった印象が強いかなと個人的に思うんですよね。
一方、今の時代のアイドルたちは完全に80年代アイドルとは真逆で、安心感・安定感は乏しいけど、ガムシャラさが溢れ、普通の女の子がアイドルとして成長し光り輝く姿を魅せてくれているといった印象。
それは、『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』でも登場したAKB48の初期メンバー(前田敦子さん、大島優子さんなど…)にも言えることです。
今振り返ってみると、当時のAKB48メンバーたちは誰からも見向きもされない状況下にいて、ただガムシャラさだけで頑張り続けたメンバーばかり…
それは、AKB48が登場する前から活躍していたモー娘。や後に国民的アイドルグループとして活躍する乃木坂46にも言えること。
まさに、不器用でどこにでもいる女の子が、憧れたアイドルという世界で青春を謳歌しガムシャラに過ごしていくとこうなるのかというモデルを提示してくれているのです。
しかし、偉大な先輩たちがAKB48を卒業していく中、新世代のAKB48にはそのガムシャラさが消え、足の引っ張り合いをしているようにしか見えない…
元NGT48山口真帆さんの事件もその一つで、これは運営サイドの大きな責任でもあると筆者は考えています。
とはいえ、まだまだAKB48は終焉を来しているわけじゃありません。
まだコロナ禍中なので、握手会はできないとしても、それに変わるファンとの交流イベントを創出したり、原点回帰してガムシャラさを強化して突き進んでいくことも可能。
その劇薬として、新番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』が効果をもたらしてくれるかもしれません。
ぜひ、体当たりしつづけながらもガムシャラに突き進むAKB48らしさを取り戻し、また乃木坂46に負けないファンに愛され続けるアイドルグループへと進化していってほしいと願っています。
AKB48の新曲タイトル&選抜メンバー発表!
新番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』初回放送では、新曲の選抜メンバーが、一部コメント付きで紹介されていましたね。
さて、気になる選抜メンバーは、
- 横山由依
- 谷口めぐ
- 柏木由紀
- 岡田奈々
- 小栗有以
- 大西桃香
- 岡部麟
- 久保怜音
- 倉野尾成美
- 下尾みう
- 千葉恵里
- 西川怜
- 本田仁美
- 向井地美音
- 武藤十夢
- 村山彩希
- 山内瑞葵
- 横山結衣
の18名。
その中でセンターが誰になるのかは発表されず今後の動向に注目といった感じでした。
あくまで筆者個人の推測ですが、おそらくは小栗有以さん・本田仁美さんのいずれかではないかと睨んでいます。
それにしても純血メンバー(どこにも兼任していないAKB48オンリーのメンバー)で選抜すると言いながら、岡田奈々さんなど兼任メンバーが選ばれるとは…
やはり、いくら純血メンバーでといったところで、流石にそこまでの大冒険はできなかったということなのでしょうね。
筆者個人の予想としては、これまでの中心メンバーからチーム4やチーム8、そして、兼任メンバーをできる限り除外し予想していますが、たしかに選抜メンバー全体を見渡してみるとかなり順当なメンバーが選抜されたという印象を受けます。
なお、肝心の新曲タイトルも、『根も葉もRumor』に決定!
果たしてどんな楽曲になるのか、AKB48の新たな一章となるきっかけの楽曲だけに非常に楽しみにしている次第です。
AKB48新番組初回放送のまとめ
今回は、AKB48の新番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』初回放送の内容や新曲のタイトルや選抜メンバーについてより詳しくご紹介させていただきました。
厳しい言い方をすると、正直、今のAKB48なら、
- 横山由依さん
- 向井地美音さん
- 岡田奈々さん
- 柏木由紀さん
- 小栗有以さん
- 本田仁美さん
の6名を除き、誰が選ばれても同じという印象を強く受けています。
ガムシャラさが無くなり、存在感が消えかけているだけに、もう一度原点回帰してAKB48らしさ全開でファンを魅了してほしいですね。
それにしても休養中の柏木由紀さんは新曲リリースに間に合うのか、その点も含めて今後の動向に注目しましょう。