制服のマネキン、インフルエンサー、シンクロニシティなど、数々の大ヒット曲を生み出した国民的アイドルグループ乃木坂46。
今や、その人気はあのAKB48をもしのぐ勢いで、彼女たちのファンでなくとも、テレビ番組やCMなどで、乃木坂46の楽曲を聴いたことがあるはず・・・
さて、そんな乃木坂46のシングル楽曲の中で、最も売り上げが良かった楽曲は何だったのか気になりませんか?
そこで、2020年現在の売り上げ(累計)データを元に、本記事で乃木坂46のCD売り上げ枚数ベスト5をランキング形式で紹介していきます。
乃木坂46歴代シングルCD売り上げ枚数ランキングトップ5
出典:https://e-talentbank.co.jp/
乃木坂46の歴代シングルCDの売り上げ枚数ベスト5はこちらです!
乃木坂46歴代シングルCD売り上げ枚数ベスト5
1位:帰り道は遠回りしたくなる(2018年11月14日リリース、1,374,320枚)
2位:ジコチューで行こう!(2018年8月15日リリース、1,330,563枚)
3位:シンクロニシティ(2018年4月25日リリース、1,320,463枚)
4位:Sing Out!(2019年5月29日リリース、1,208,496枚)
5位:夜明けまで強がらなくてもいい(2019年9月4日リリース、1,193,774枚)
以上が、乃木坂46歴代シングル売り上げ枚数トップ5です。
やはり、乃木坂46の代表曲の一つとして有名な『シンクロニシティ』はトップ5にランクインしてきましたね。
ちなみに発売1週目での売り上げ枚数ランキングでは、
- 帰り道は遠回りしたくなる
- ジコチューで行こう!
の2曲を押さえ堂々1位(111.7万枚)。
まぁ、オリコンランキングに96週も登場し続けた(乃木坂46歴代シングルの中で3番目の数)わけですから、売り上げランキングトップ5にランクインするのは当然ですね。
それにしても驚かされたのは、シンクロニシティと共に乃木坂46の代表曲として強烈なインパクトを残した『インフルエンサー』が売り上げランキングトップ5にランクインしていないことです。
ちなみにインフルエンサーの累計売り上げ枚数は、1,052,155枚で全体の9番目。
乃木坂46初のミリオン達成(売り上げ枚数で)した楽曲でもあり、乃木坂46の清純派イメージを少し変える艶っぽいテイストの音楽として非常に人気の高い楽曲だけに、意外な結果と個人的には印象を受けました。
ただ、それだけ、乃木坂46の楽曲はどれもファンの心をわしづかみするような魅力的な楽曲ばかりで、高いレベルで評価されている証なのでしょうね。
今年発売された、白石麻衣さんラストシングル『しあわせの保護色』も、すでに1,114,089枚売り上げていますし、今後も乃木坂46がリリースするシングルCDには大きく期待したい者です。
乃木坂46シングルCD売り上げ枚数トップ5の魅力を大紹介!
乃木坂46シングルCD売り上げ枚数トップ5は先ほどご紹介したとおりですが、ここでそれぞれの楽曲の魅力を簡単にご紹介させていただきますね。
帰り道は遠回りしたくなる
『帰り道は遠回りしたくなる』は、乃木坂46の22枚目のシングルで西野七瀬さんがセンターを務め、はるやま商事のテレビCMソングにも起用されたり、2018年の紅白でも歌われたことでもおなじみの超メジャー曲。
個人的主観ではありますが、イメージとしては、乃木坂46の清純派らしさが溢れている爽やかな楽曲ですね。
サビに入る前のBメロパートでかなりアップテンポに展開されていく部分もあるので、歌うとなると大変だと思いますが、聴いていると心の中に抱えているモヤモヤが一掃される素敵な楽曲ですので、ぜひ、一度は聴いてみて欲しいですね。
ジコチューで行こう!
『ジコチューで行こう!』は、齋藤飛鳥さんがセンターを務めた乃木坂46の21枚目のシングルCD。
かなりアイドルソングっぽいイメージが強く、AKB48で例えるなら『Everyday、カチューシャ』のようなポップで明るい楽曲です。
楽曲を聴いていてほっこり心が温まりウキウキ楽しくなってくる楽曲なので、ぜひ気になる方は一度聴いてみてくださいね。
シンクロニシティ
『シンクロニシティ』は、乃木坂46の20枚目のシングルCDで、はるやま商事のテレビCMだけに留まらず、ありとあらゆる番組で流れ、乃木坂46の代表曲とも言うべき大ヒットをもたらした神曲です。
おそらく、乃木坂46のことを知らない人でも一度くらいは聴いたことがあると思いますよ。
ちなみに、この楽曲のセンターは、先日乃木坂46を卒業した白石麻衣さん。
帰り道は遠回りしたくなる同様、かなり爽やかで乃木坂46らしい楽曲なので、気になる方はぜひ聴いてみてくださいね。
Sing Out!
乃木坂46の楽曲は基本的に清純派路線の爽やかな楽曲という印象を受けますが、23枚目のシングル『Sing Out!』は少し路線の違うハンドクラップが特徴的な舞踏曲。
もちろん歌詞の意味等を考慮していくと舞踏とはまた違う世界観だと思いますが、サビのメロディなど、非常に軽やかで、社交ダンスなどでワルツを踊る二人を引き立てる楽曲という印象も覗かせてくれるので、ぜひ興味がある人は一度聴いていただきたい楽曲ですね。
ちなみに、この楽曲のセンターを齋藤飛鳥さん。
まさに彼女のキャラが引き立ちそうな楽曲ですよ。
夜明けまで強がらなくてもいい
乃木坂46が日向坂46と決定的に違う点は、可愛い路線ではなく、清純派でありつつ大人らしいイメージを常に持ち続けていると感じさせてくれるところにあると、筆者は常に考えています。
特に、24枚目のシングルCD『夜明けまで強がらなくてもいい』からは、大人っぽさと人の抱える陰と陽を如実に映し出している印象を受け、個人的にはインフルエンサーと共に非常にお気に入りの一曲。
またセンターを4期生の遠藤さくらさんが努めたことでも話題となり、着実に世代交代の波は訪れていますが、1期生から4期生まで次から次へとセンター候補が頭角を現し、この先も乃木坂46は安泰と思わせてくれるのは非常に頼もしい限り。
10代の女性たちが少し背伸びをして大人っぽく振る舞っている印象を、この楽曲のメロディから感じることも出来ますし、ぜひ若者世代には聴いて欲しい一曲ですね。
以上、乃木坂46シングルCD売り上げランキングトップ5の魅力を、筆者目線で簡単にご紹介させていただきました。
まさに珠玉の楽曲たちなので、ぜひ、みなさんもお気に入りの楽曲を探してみてくださいね。
トップ5以外の楽曲も魅力的な楽曲がたくさん!
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さて、冒頭からお伝えしているとおり、乃木坂46のシングルCDは、売り上げ枚数トップ5以外の楽曲もたくさん魅力的な楽曲が多数存在しています。
インフルエンサーなんて、オリコン登場回数126回と乃木坂の歴代シングルの中で最も登場していますし、おいでシャンプーや征服のマネキンは、間違いなく乃木坂46をスターダムに押し出した名曲!
いつの時代もファンを熱狂させる清純派アイドルグループ乃木坂46らしい名曲をリリースしているので、今後も人気は衰えることなく右肩上がりとなっていくことでしょう。
正直なところ、絶対的エースとして人気を誇っていた白石麻衣さんが卒業してしまったことは大きな痛手となっていることに違いありません。
しかし、4期生メンバーには、先ほど少し触れた遠藤さくらさんを始め、たくさんのエース候補がひしめいています。
多少、色味は変わっていくかもしれませんが、今後も乃木坂46らしい楽曲でファンを楽しませて欲しいものですね。
今後の乃木坂46の楽曲リリースの動向
ここまでのことを踏まえて筆者なりに、今後、乃木坂46がどのようなシングルをリリースしていくのか、その動向を独自の見解ではありますが考察してみたいと思います。
基本的な路線としては、清純派アイドルとしてのイメージをこのまま次の世代にも引き継いでいくことに変わりは無いと考えております。
急に櫻坂46(旧・欅坂46)のような孤高なアイドルといった路線に走ったところで、ファンは納得しないでしょうし、二番煎じとして飽きられるのがオチ・・・
すでに、乃木坂46には清純派アイドルという確固たる個性があるわけですから、それをわざわざ崩すことはしてこないでしょう。
ただ、清純派と似通ったところで、日向坂46の可愛い路線というのも存在しているだけに、今後は、インフルエンサーのような清純派プラスアルファを盛り込んだシングルも登場するのではないかと、筆者は考えています。
清純派に大人としての艶っぽさも醸しだし、より幅を広げあらゆる世代に受け入れられる国民的アイドルグループとして成長していく・・・
今後発売されていく乃木坂46のシングルCDを通じて、その要素を感じさせてくれるのではないかと、今後も楽しみにしている次第です。
乃木坂46シングル売り上げ枚数ランキングのまとめ
今回は、乃木坂46の歴代シングルCD売り上げ枚数ランキングトップ5と称して、過去の売り上げ枚数(累計)データを元に、ランキング形式でご紹介させていただきました。
改めて、乃木坂46の楽曲は名曲揃いだということがよく分ったような気がします。
単純にビジュアルだけ整えば良いというアイドルグループもいますが、それだといずれファンは離れてしまうだけ・・・
乃木坂46はそのことをちゃんと理解し音楽にも力を入れているので、ぜひ、そんな彼女たちの真剣さを珠玉の楽曲たちを通じて感じていただけたら幸いです。